宝石の街・御徒町の ダイヤ買取物語「こ・う・か」

パライバトルマリンについて知ろう!

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パライバトルマリンとは

パライバトルマリンは、1989年にブラジルのパライバ州で初めて発見された、比較的新しい宝石です。その特徴は、まるでネオンのような鮮やかなブルーやグリーンの色合いであり、この光り輝く色は「ネオンカラー」とも呼ばれています。この色合いは、宝石に含まれるCu(銅)とMn(マンガン)によるものです。発見当初はブラジルのみが産出地でしたが、2000年代に入るとモザンビークやナイジェリアなどアフリカ諸国でも産出されるようになりました。

パライバトルマリンの品質を決める要素

パライバトルマリンの品質は、他の宝石と同様に色・透明度・輝きの三つの要素で評価されます。その中でも特に重要なのが「色」です。

パライバトルマリンの魅力は、その鮮烈な「ネオンブルー」と呼ばれる独特な色合いです。この色は見た人に強烈な印象を与え、宝石の価値を決定する重要な要素となります。色相は、緑青(ターコイズブルー)、青緑、緑、青、青紫といった範囲にわたりますが、その中でも特に評価が高いのは緑味の少ない緑青〜青〜青紫の色相です。

また、色の評価には明度と彩度も重要です。明るく、かつ彩度の高い鮮やかな色合いの石は、より高く評価されます。鑑別書に記載されている成分分析では、Cu(銅)とMn(マンガン)の値が高いほど色が濃くなる傾向があり、一般的には濃い色の方が高い評価を受けます。ただし、濃度だけでなく、明度が低すぎると石全体が暗く見えてしまうため、全体のバランスが重要です。

透明度と内包物

次に重視されるのが透明度です。パライバトルマリンは内包物が多い傾向にありますが、内包物が少なく透明感が高いものはより高い評価を受けます。ただし、パライバトルマリンの美しさに大きな影響を与えない内包物は、さほど厳密に評価されることはありません。全体の美しさや輝きが重視されるため、内包物の有無よりも石全体がどれだけ美しく見えるかが重要です。

輝き(テリ)

パライバトルマリンの輝き(テリ)も評価の大きな要素です。輝きが良いと、光を強く反射して宝石全体が美しく輝きます。このテリが強ければ強いほど、パライバトルマリンの価値も高まります。

重量(サイズ)

最後に、重量(サイズ)もパライバトルマリンの価値に影響を与えます。一般に、宝石は大きいほど希少性が高まり、価値も上昇します。特にパライバトルマリンは、大きなサイズの石が少ないため、大きな石は高い評価を受けます。

産地による品質の違い

パライバトルマリンはその産地によっても評価が異なります。一般的に、ブラジル産のパライバトルマリンはアフリカ産のものよりも高く評価されます。これは、ブラジル産の石がより鮮やかな色を持つことが多く、また産出量が非常に少ないため、希少性が高いことが理由です。

一方で、アフリカ産の石も優れたネオンカラーを持つことがあり、ブラジル産に匹敵する品質のものも存在します。また、アフリカ産の方が比較的大きなサイズの石が多く見られるため、サイズを重視する場合はアフリカ産の石も選択肢となるでしょう。

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